銀取引


銀について

銀は用途が工業用や写真フィルムなど産業向け比率が高いために、価格変動は景気動向を反映しやすい。ニューヨーク市場が指標となるので、米国経済の動きに 対して敏感に反応する。また、貴金属として金や白金の価格に連動するほか、米国では伝統的に銀への関心が高い投機資金が参入するので、その動きに注目したい。


銀の需要は、工業用需要が全体の約70%を占めている。特に写真フィルム産業での需要は総需要の約4分の1にも上る。宝飾品としての銀は欧州、中東、インドで人気が高く、この部門での消費の大半を占める。


鉱山生産と二次供給が供給の主軸となる。公的機関からの売却もあるが、金に比べると供給全体に占める割合は小さい。鉱山生産では北米・南米が世界全体の約60%を占めているのが特徴。また、工業用に使われることが多い銀はリサイクルによる二次供給も高い割合を占めている。