原油取引


原油はプランクトンなど生物の遺骸や藻類などの有機物と土砂が混ざって海底に堆積、バクテリアの働きや地中の圧力・熱の作用で長い年月をかけて油状に熟成 されたものとされる。原油の分類の仕方はいくつかあるが、『産地別』(アラブ首長国連邦産の『ドバイ原油』、オマーン産の『オマーン原油』など)が一般 的。


原油の需要は世界全体の景気に左右される。景気が上向けば需要が増加して原油価格は上昇し、後退すれば需要が減少して価格は下落する。その他、世界的な代 替エネルギー開発、省エネ対策、温暖化対策なども原油の需要に影響する。また、近年は中国などの新興国での需要も価格変動要因となる。


原油の供給に大きな影響を与えるのはOPEC(石油輸出国機構)の生産枠で、年2回の定時総会で決定される。また、価格が大きく変動している場合 には臨時に増産・減産を行う場合もある。ただし、近年では世界各国で油田開発が進んだことによりOPECへの依存度は低下している。