シカゴ価格に注目
1.中国、ブラジルからの輸入量
2.国内の需給バランス
3.異常気候の影響
4.為替相場の変動
大豆は豆腐、味噌、醤油など日本人の伝統的食生活を支える食品だ。しかし、世界的に見ると、大豆は食用油と飼料用の大豆ミールを生産するための原料という 立場にある。大豆は高タンパク、良質の脂肪を含む農産物で、安価な健康食品といえよう。日本の自給率は低く、米国を中心に南米などから輸入している。
日本では年間約500万トンの大豆を消費している。うち、100万トンが食品用、400万トンが製油用。世界の消費量は圧搾用を中心に約2億トンを突破しているが、中国の消費拡大で右肩上がりを続けている。
日本は消費する大豆のほとんどを輸入に頼っており、自給率は5%程度しかない。輸入大豆の約80%が米国産でシェアのトップを占め、ブラジル産、中国産と続く。このため、米国の生産状況、ひいてはシカゴ大豆の価格変動の影響が強い。