粗糖取引


サトウキビは北緯35度から南半球にかけての亜熱帯性気候で栽培され、世界砂糖生産の75%を占める。ビートは北半球で栽培され、世界の25%を占める。 サトウキビを搾って作られるのが粗糖、それを精製したのが白糖。ビートから作られるのは白糖。サトウキビもビートも適度な日照と降雨が望ましく、干ばつは 大敵である。


砂糖はほぼ全世界で消費されている。米国・欧州・日本などの先進諸国では健康志向による消費の変化が見られ、一方でインドや中国などでは人口増加や生活水準の向上などから飛躍的に消費が増えている。


最大生産国ブラジルは生産量の50%以上を輸出しており、世界的な砂糖相場の動向はブラジルに大きく左右される。インドもブラジルに次ぐ大生産国である が、同時に消費大国でもあるため、生産量の約90%を国内で消費している。第3位の生産国である中国は年度によって豊凶の差が激しく、ロシアに並ぶ輸入大 国となっており、その動向も世界の需給に大きな影響を及ぼす。